驚異の人間10選

驚異の人間10選
世の中には人とは少し違っていても毅然とした態度で生きる人たちが。その稀有な特徴を乗り越えて信じられないような充実した人生を送っている人々です。たくさんの苦難が待ち受けていると思われるような状況で生まれてきたにも関わらず、自らの限界を決めてしまうことなく、その個性を活かして成功を手にしています。そんな人々の信じられない物語10選をご紹介します。

ジョノ・ランカスターさん
34年前にイギリスで生まれたジョノさんは、生後すぐに悲惨な経験をしました。両親はその外見を理由に彼を拒絶し、養子に出してしまったのです。ジョノさんは顔の骨や皮膚が正常に発達しないトリーチャー・コリンズ症候群をもって生まれてきました。頬骨がない上、聴覚にも障害を持っていました。幸い、心優しい育ての母の養子になりましたが、ヨークシャーでの彼の生活は苦難に満ちていました。

マダン・ラルさん
マダンさんは北インドのハリヤーナー州で働いています。村の人々のためにスーツやドレスを仕立てる仕立職人として20年以上勤めてきた中年の男性です。しかし、彼が他の仕立職人とは異なる点が一つだけあります。マダンさんには生まれつき両腕がないのです。教師から入学を拒否されたため学校へは通えず、政府からの援助も受けられなかったため、自発的に手に職をつけるために学ぶことを決意しました。彼が仕立職人になりたいと話すと周囲は皆笑いました。しかし、彼は仕事を教えてくれる仕立屋をあちこち探し回り、遂に見つけました。マダンさんが仕事をそつなくこなすようになり、周囲が彼を認めるまでにそう長くはかかりませんでした。故郷へ戻り店を開いた時には周りは懐疑的な目を向けましたが、今では村中の人々が彼の仕事を信頼して衣類の仕立を任せています。マダンさんは採寸から縫製まで全て足でこなします。仕立以外にも、なんと足を使って髭を剃ったりタバコを吸ったりもするのです!困難を乗り越えてマダンさんは自分で人生を切り開きました。その努力と決意は尊敬に値します。

コルトン・サザーン君
昨年、8歳のコルトン君は笑顔になるための手術を受けました。それは彼にとってはとても素晴らしい出来事でした。それまで彼は文字通り笑うことができなかったのです。彼は顔面の筋肉が弱い、もしくは完全に麻痺してしまうメビウス症候群をもっていました。メビウス症候群を持つ人々は他の人と同じように感情を持っていますが、表情で表すことができないことがコミュニケーションをとる上で大きな障壁に。コルトン君もまた表情で感情を表現できず、家族は彼が何を感じているか読み取るのが難しかったため、彼のことが心配でした。兄弟たちのように笑いたいと思ったコルトン君は顔面神経再建の手術を受けることにしました。ノース・カロライナ州のDuke Children’s Hospitalの医師たちは、コルトン君のももの不要な筋肉を摘出し、顔を片方に移植しました。1年後もう片方も同じ手術を受けなければなりませんでしたが、手術後、彼は笑えるようになりました。コルトン君は数週間のうちに顔を動かせるようになり、医師たちはその回復の早さに驚きました。手術を受けることを決断した勇気を家族のみならず世界中の人びとが称え、祝福しました。

ドナト・ジャンノットさん
数年前、ニューヨークに住むドナトさんが食事をしていると、泥酔のような症状が現れました。しかし実際には彼はお酒を飲んでいません。病院で検査をしたところ、信じられないような事実が発覚。ドナトさんはお酒を飲んでいたわけではなく、体内で製造していたのです!ドナトさんがパンなどの炭水化物を摂取すると、胃の中の過剰なイースト菌が体内でエタノールを生成してしまいます。この非常に珍しい症状は腸内発酵症候群と呼ばれます。ほんの一握りの人にしか現れない症状で、世界でも症例は100件未満。この症状が現れた人は全く無実であるにも関わらず飲酒運転で捕まってしまう可能性が。何故彼は体内にそれほどのイースト菌を持っていたのでしょうか?なんとその原因は抗生物質にありました。彼が治療のために使用していた抗生物質が逆に胃腸の中のイースト菌を増加させてしまっていたのです。炭水化物を摂取すると、彼の血中アルコール濃度は法廷制限の2倍の濃度にまで上昇。家族が彼を有名な胃腸科専門医に診てもらうと、ドナトさんのケースは非常に稀な症例であることが判明しました。医師はドナトさんの胃のイースト菌を検査し、治療を試みましたが、残念ながら完治することはありませんでした。それでも彼は普通の生活を送っています。

チェンさん
2015年に中国南東部に住むチェンさんは痛みを伴う複数の手術を受けました。中には足の骨を折る手術も…それでも彼女は最後まで耐えることを決意。彼女は何故そのような手術を受けたのでしょうか?通常とは違う方向に足が曲がってしまう先天性反張膝と呼ばれる非常に珍しい症状で苦しんでいたからです。後方に膝が婉曲した状態なので、歩いたり、座ったり、真っ直ぐ横になったりすることができませんでした。家族は手術に必要なお金を払えなかったため、手を使って進むしかなく、「はいはいする少女」と呼ばれていました。しかし、彼女のことをメディアが取り上げると、彼女の手術に必要な費用が募金を通じて集まったのです。当時20代半ばだったチェンさんは台湾へ行き、10ヶ月にも及ぶ7回の手術を受けました。手術が完了すると、彼女は夢にまで見たことができるようになっただけではなく、30cmも身長が伸びました!前向きな姿勢で壁を乗り越え望みを叶えた彼女の姿はとても輝いています。

リジー・ベラスケスさん
リジーはその病気により生まれつき痩せ細っていました。それだけではなく、彼女の体脂肪率はなんと0%。体重はおよそ24kgしかありません。これらは全て新生児早老症様症候群が原因。このシンドロームには様々な症状がありますが、共通するのは除脂肪組織の減少です。リジーはひどいいじめに逢いましたが、その逆境を乗り越えて自分の目標を達成することを決断。彼女は自分の病気や苦難について多くの人に語り、その認知を広めたいと考えていました。彼女はその後、有名な自己啓発の演説家となり、3冊の本も執筆しアメリカの国民に愛されました。彼女は2015年に自分自身のドキュメンタリーを撮影。その成果を見ただけでも彼女がどれほどの人物であるかが伺えるでしょう。しかも彼女はまだ30歳です。

ナデシュダ・レベディナさん
1954年にウクライナ人の女性ナデシュダさんは夫との夫婦喧嘩の後、深い眠りにつきました。眠る前に非常に腹を立てていて、恐らくとても疲れていたのでしょう。しかし、その後いくら経っても彼女は目覚めなかったのです。心配した家族が医者へ連れて行き、彼女は専門家による検査を受けました。統合失調症の患者は長い間眠りにつくことがあることから、彼女もそうかもしれないと考えられました。さらに月日が経ち、ポンプで栄養を供給されるようになりましたが、眠る彼女自体は健康体。驚くべきことに、ナデシュダさんが混乱しながらもようやく目を覚ましたのは1974年のことでした。彼女は子供の成長を見届けることができませんでした。不思議なことに、眠っている間は若々しい外見を維持していたのですが、目を覚ました途端に急速に歳をとった外見になっていったのです。また床擦れを起こさなかったことにも医者たちは首を傾げました。まるで眠りの森の美女のように、タイムカプセルに入れられたかのよう。数週間もするとナデシュダさんは日常生活を取り戻しました。しかし謎は未だに残っています。この20年間にも及ぶ睡眠の原因は一体?

ドンさん
中国人のドンさんの身長はたったの76cm程度。生まれつきの病を患っており、骨の成長が制限されてしまいました。幼少期と10代の頃を寝たきりの状態で過ごし、両親がその世話をしていました。周囲はドンさんが普通の日常生活を送ることが出来ないだろうと考えていましたが、彼は見事にその予想を裏切ったのです。父親は2003年に亡くなり、母親も病気を患った時、ドンさんは自分の力で生きていくことを決意。インターネットを大いに活用しました。コンピューターを購入すると、彼はウェブサイトやオンラインストアなどを作成し、自分でビジネスを始めました。それから、松葉杖を使って歩けるようになり、時には移動に車椅子も使うようになりました。2009年にドンさんが障害者向けの就職サイトをチェックしていた時に、ユアン・ワンユさんと出会い、交流するように。彼女も20代で、様々な困難を抱えていました。彼女は子供の頃に大きな火傷を負い外見がすっかり変わってしまいました。彼女には鼻がなく、左手の指もありませんでした。二人は互いに支え合い、今では恋人同士です。

双子のフィールズ姉妹
サウスウェールズに住むそっくりな双子のカースティさんとキャサリンさんは普通の若い女性と変わらない女の子。彼女たちはお喋りが大好きで、互いに深い絆を築いています。しかし彼女たちはとても珍しい病気を持つことでも知られています。あまりにも特異な病気なため、彼女たちの名前から「フィールズ病」という病名がつけられました。彼女たちの筋肉には1日におよそ100回の不随意けいれんが起き、日常生活を送るのが困難。二人とも車椅子の生活を送っており、残酷なことに10代の頃に喋ることが出来なくなりました。治療方法はなく、その痛みに耐えるしかありません。しかし、2012年の18歳の誕生日に彼女たちは希望を抱くことができるようなプレゼントをもらいます。会話をするための装置です。さらに、彼女たちは、他人が二人を見分けることが出来るように面白い方法を考えました。二人ともウェールズ人なのですが、カースティさんはオーストラリアのアクセントを、キャサリンさんはアメリカのアクセントを使うことに。彼女たちはユーモアのセンスとポジティブな思考を持つことで有名です。人生は有限なのでくよくよしている暇はないと考えています。

アシュリン・ブロッカーさん
ジョージア州の10代の少女、アシュリン・ブロッカーさんはある意味ではスーパーヒーローのように見えるかもしれません。彼女は痛みを感じないのです。しかし、漫画のキャラクターとは違い、アシュリンさんは日常生活で困難を感じています。彼女は先天性無痛症を患っていて、そのせいで生命の危機に晒されることもありました。手の皮膚が焼けただれるほどの火傷を負った事故などを知ったニューヨークタイムズが2012年に彼女のことを特集。高圧洗浄機のモーターの高温になった消音器を触ってしまったのです。痛みは何か異常が起きた時に気がつくための重要な警告サイン。アシュリンさんの場合、熱さや痛みを感じない代わりにより深刻な状況を招いてしまうことが。全く気がつかずに自分を痛めつけていることもあるのです。最も衝撃的なのはくるぶしを骨折したのに全く気がつかなかったという話でしょう。2日後、周囲が異変に気がつくまで骨折が発覚しませんでした。現在、アシュリンさんは成長し自立し始めています。Instagramを定期的に更新し、健康的で幸せな人生を送っているようです。信じられないような衝撃的な話でした。

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